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はてな猫のキになる記録帳

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アカデミー賞 2014年(第86回)の見どころ [映画]

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アカデミー賞の季節です

アカデミー賞 2014年(第86回)の発表が近づいてきましたね。

アカデミー賞は言わずと知れた世界で一番有名な映画賞で、
オスカー像の授与式はWOWOW(アメリカではABC)で放送され、
毎回世界中の映画ファンの注目を集めてます。

なぜアカデミー賞がこれほど注目されるのか、
その理由はアカデミー賞は映画業界関係者の投票で選ばれるという、
他の映画賞にはないという特徴があるからだと思います。

アカデミー賞 2014の日程は候補作の投票が2013年13月27日からすでに始まっていて、
2014年1月8日に投票が締め切られ、1月16日に締め切られ全候補が発表されます。
その後、賞の投票が行われ、2月25日にが最終締め切りとなり、3月2日に受賞式が行われます。

なぜ「船を編む」なのか

そんなアカデミー賞ですが、日本人にとっての注目ポイントのは、
宮崎駿監督引退作品である「風立ちぬ」の長編アニメーション賞受賞と
外国映画賞で日本作品が選ばれるかどうかという部分だと思います。

アカデミー賞の各賞の候補は、
基本的に、その賞に関係する業界関係者の投票で決まります。

例えば、俳優賞候補なら俳優の投票で決まり、
撮影賞候補ならカメラマンの投票で決まるといった感じです

しかし外国映画賞の候補だけは例外です。

外国映画賞の候補作はまず各国の映画団体で一次選抜を行い、
アカデミーに送られた後、専門委員により二次選抜が行われ、
試写会等でその候補作を見たアカデミー会員によって最終候補が決まります。

つまり、アカデミー賞は外国映画賞は、
映画マニアのアメリカ人の価値観で、
厳しく判断されるという事です。

今回の日本代表候補作に「船を編む」が選出された事にも、
この特徴が影響しているという意見もあるようです。

一般の感覚であれば、
カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した「そして父になる」の方が、
日本のみ放映の「船を編む」よりも知名度等で有利だと感じます。

しかし、養子が当たり前に行われているアメリカでは、
「そして父になる」の父親の苦悩は理解されにくいため、
「船を編む」が選ばれたのではないかという事だそうです。 

その他の見どころ

アカデミー賞を、日本から離れてみた場合、
注目されるのは花形である、作品賞と監督賞だと思います。

アカデミー賞2014年(第86回)ではどちらの受賞も、
「そして夜が明ける」と「ゼロ・グラビティ」の一騎打ちと言われていますが、
毎回なんだかんだで番狂わせが起きるオスカーなのでまだわかりません。

今の所、対抗馬として挙げられているのは、
「アメリカン・ハッスル」と「キャプテン・フィリップス」が多いですね。

「そして夜が明ける」は家族と幸せに暮らしていた黒人である主人公が、
誘拐され奴隷として扱われながらも家族のために生き抜いていく物語で、
実際に起きた話を基にしています。日本では2014年3月公開予定です。

「ゼロ・グラビティ」は候補作に実話が多い中めずらしく、
宇宙空間での船外活動を舞台にしたSF・ヒューマン・サスペンス映画です。
日本でもすでに公開済です。

「アメリカン・ハッスル」はアメリカ最大の収賄スキャンダルと言われる、
アズキャム事件を、国家とマフィアの関係に注目し映画化した作品で、
2014年1月31日から日本でもTOHOシネマズみゆき座等で放映予定です。

「キャプテン・フィリップス」は2009年におきたソマリア海域人質事件を題材にした、
リアルな救出劇で、トム。ハンクス主演で話題になりました。
日本でもすでに公開済です。

アカデミー賞 2014の司会はエレン・デジェネレスというコメディー女優です。
エレン・デジェネレスはレズビアンである事を公表したことで知名度が上がり、
温かく明るい人柄でアメリカで大人気のトーク番組の司会者を4年務める人気女優です。

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