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デング熱に感染したら怖いから予防とか症状について調べてみた [病気]

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デング熱が話題になっていますね。

デング熱の分布は中南米や東南アジアが多いのですが、
今回は日本に旅行に来ていたドイツ人女性が、
帰国後デング熱に感染したと診断された事でニュースになっています。

デング熱の発症は今まで日本でも年間200例ほど報告されているようですが、
ここ60年の感染源はすべて海外だったのが、
今回の発症は日本でかもしれないという事で問題になったんですね。

ニュース見て、デング熱ってどんな病気なのか気になったので、
感染源とか症状・予防方法とかを調べてみました。


デング熱って酷い病気なの?



デング熱は蚊(ネッタイシマカ・ヒトスジシマカ等)からうつされるデングウィルスで起きる感染症です。
蚊からうつる感染症だけあって、感染報告は蚊が多く存在する温かい地域が多いです。
その中でも東南アジア・中南米などが多く、特にポルトガル・シンガポール・台湾での報告が多いようです。

デング熱の症状としては、潜伏期間が数日あって、その後40℃近い高熱になり、
頭痛(目の奥が痛くなる事が多いそうです)・関節痛・筋肉痛・全身の発疹、場合によっては目・鼻からの微量の出血などが起きるみたいです。

ほとんどの感染者は上記の症状が現れた後、徐々に回復するそうですが、
稀に高熱からの回復後、出血がひどくなったり(デング出血熱)、血圧低下による循環性ショック(顔面蒼白・呼吸不全・脱力・冷や汗)になどの症状になったりする事もあるようです。

ただ、多量の出血や循環性ショック症状などが起きるのは感染者中の5%ほどで、
デング熱が原因で死に至る確率は1%前後だそうです。


デング熱にならないための唯一の方法



デング熱の予防についても調べました。

毎年結構な頻度で発症のニュースを見るデング熱ですが、
デング熱に対する決まった治療方法や認可されたワクチンはありませんでした。
なので、デング熱に関しては予防の重要度が高くなります。

そしてデング熱の予防の一番の方法、というか唯一の方法は、
蚊に刺されないようにする事です。


デング熱の具体的な予防方法



デング熱の具体的な予防方法は、

海外旅行などで熱い場所へ行ってもなるべく長袖・長ズボンでいる。
網戸・冷暖房完備の蚊が入ってこれないようになっている宿泊施設を利用する。
虫よけ剤(※)を使用する
  ※ディート(DEET)・ユーカリ油(レモンユーカリ油)・ピカリジン等の有効成分を含むもの
外出時は一つの場所に留まらず、常に移動して蚊に刺されないようにする。

などが有効という事でした。


デング熱かな?と思ったら



デング熱は潜伏期間があるので海外で感染しても帰国後に発症する事が多いみたいです。
なので旅行先で感染したと気づかずに風邪だと思って放っておく人もいるようです。

死亡率が低いとはいえ0ではないですし、
自己診断で下手な薬を服用するのは良くないとも言われるようですので、
もしかして、と思ったら自己判断せず、すぐに病院で検査してもらいましょう。

今回調べて危険だと思ったのは、
Yahoo!知恵袋や教えて!gooでのデング熱の回答が、
厚生労働省や国立感染症研究所とは食い違っていたという事です。

デング熱は少ないとは言え、命の危険がある病気なので、
自己判断や素人判断で解決するのは危険です。

私のこの記事も注意して書きましたが、間違いがないとは言えませんので、
正確な情報は下記の厚生労働省・国立感染研究所のリンクでご確認ください。


・デング熱について -厚生労働省検疫所
http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name33.html

・虫よけ対策 -厚生労働省検疫所
http://www.forth.go.jp/useful/attention/14.html

・デング熱 -国立感染症研究所(厚労省の説明より詳しい
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k04/k04_50/k04_50.html)

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